バイクの防犯!おすすめの盗難対策

バイクハウツー




こんにちは、MotoCampです!
今回は愛車を盗難被害から守る方法についての記事です。

頑張って働いたお金で買った、大事な大事なバイク!

そんな大切なバイクが盗まれるという被害は後を絶ちません。

被害に合わないように対策をばっちりしてバイクライフを楽しみましょう!

犯人の種類や手口

まずは窃盗犯の種類や手口についておさらいです。

キッズ・チンピラは場当たり的

平成29年の警察庁の統計によると、オートバイ盗で検挙された犯人のうち約90%が10代でした。

10代の窃盗犯の傾向としてはスクーターやエイプといった小型バイクを中心に盗むことが多いようです。

手口としては、たまたまカギがつきっぱなしのものを盗むなど場当たり的な手口が特に多いです。平成29年度においてはカギがつけっぱなしのバイクを盗んで検挙された犯人のうち、約92%が10代でした。

また、カギがつけっぱなしの場合の検挙率は同年では20.4%であり、カギをきちんと抜いたにも関わらず盗まれた場合の12.9%と比べると高い検挙率となっています。

盗んだ後に乗り回すなど、足が着くようなことをして検挙されるなど、場当たり的な犯行が多いことが伺えます。

プロ(集団)は手口が巧妙化

プロは転売を目的としてスーパースポーツ、ハーレー、絶版バイクなどの高価なものを中心に狙って盗みます。

手口は高度で、盗むバイクの下見から、防犯器具を切断するための工具、運搬用のトラックなどの準備を行います。

事例としてはクレーン付きのトラックを横づけして、そのままバイクを持ち去る手口も報告されています。

彼らは「盗んで金を儲ける」ことが目的なので、「目立たず素早く」盗むのが手法となります。

また、盗まれたバイクは国外を含めてパーツをばらすなどして転売され、発見・検挙は難しいでしょう。

防犯はこのようなプロの窃盗犯を意識して行っていく必要があります。

防犯は駐車場選びから

警視庁の平成30年資料によるとバイク盗難の発生場所の一位は住宅で61.8%、2位は駐車場・駐輪場で18.2%でした。

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出典:警視庁HPより

この場合の駐車場・駐輪場はスーパーなどの駐車場も含まれているので一概には言えませんが、盗難の大部分が保管場所で行われていることがいえます。

これからバイク駐車場を契約しようとしている人は、駐車場選びが防犯対策の1つと言えるでしょう。

駐車場の立地が窃盗犯にとってやりにくい環境のほうが望ましいです。

つまり、バイクを盗まれないために駐車場を次の視点で見てみましょう。

・チェーンロック等を固定できる鉄パイプ等があるか

・大きな音を立てても誰も気づかないような寂しい場所ではないか

・トラック等を横づけしやすいような道路に面していないか

窃盗犯からしてみると、防犯用のロックが甘く、 人気が無く落ち着いて作業ができ、盗んだ後に運びやすい状況だと盗みやすくなります。

まずは立地面からスキを無くしていきましょう!
お値段は少し高くなりますが、コンテナ型の駐車場を選ぶことで防犯性をグッと上げることができます。

コンテナ大手の加瀬倉庫が手掛けるバイク駐車場はコンテナ型も多数取り扱っていますので、値の張るバイクを購入予定の方などにはおすすめです。

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SNSの使い方にも注意

ツイッターやインスタグラムで愛車を披露する人が多くいます。

バイクが納車されたタイミングやツーリングの記録としてよく写真を載せる方達です。

バイクの写真自体は問題ないのですが、使っている駐車場がわかる写真や、プロフィールに職業や大まかな住所を載せるのには慎重になりましょう。

窃盗犯があなたのバイクに狙いを定めていた場合、場所がわかっていたり、職業がわかっていれば「いつなら盗めるか」情報を与えているのと同じになります。
愛車を披露する際は、写真の中に個人に結び付くものがないか確認するようにしましょう。

対策の基本は窃盗犯が嫌がることをする

プロの窃盗犯は

「狙いを定めて、素早く、目立たないように」

盗みたいと考えます。

逆にいうと

「どんなバイクかわからなくて、手間がかかって、人目につく」

ようなバイクは敬遠されるということです。

防犯に絶対はなく、工具や重機を使えばどんなバイクも盗むことはできてしまいます。

しかし窃盗犯が嫌がることを徹底すれば自分のバイクがあえて標的にされる可能性はかなり低くできるでしょう。

目立たせない

まずはバイクをカバーで覆い、どんなバイクかわからないようにしましょう。

カバーは剥がされないよう、チェーンなどが通せるリングがついているとなお良いです。

汚れ防止の意味もありますので、カバーは是非かけておきましょう!

また、コンテナ型の駐車場であればバイクを目立たせないうえ、コンテナ内への立ち入りも防ぐこともでき、セキュリティ効果が高いです。

都内では10,000円~と安くはありませんが、防犯においては最も優れた駐車場といえます!

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2重ロック

バイクはチェーンとディスクロックの二重ロックで「盗むのに手間のかかる」ようにしましょう。

チェーンロックは後輪、ディスクロックは前輪といった感じに前後のタイヤにそれぞれロックをかけるとより効果的です。

チェーンロックは太く頑丈なものを選び、鉄パイプや電柱など切断されづらいものに固定します(通称「地球ロック」)。

また、ワイヤーロックではなく必ずチェーンロックを使うようにしてください。よくあるワイヤーは一見太く見えますが、光の屈折で太く見えるだけで、工具ですぐ切断できます。

切断しづらい、太くて丈夫なチェーンロックを使いましょう!

ディスクロックはタイヤが動かないように固定するロックで、小型のわりに壊しづらく、防犯に効果的です。

また、アラーム機能があるものだとより効果的でしょう。

もしもの備え、盗難保険

残念なことに防犯に絶対はなく、窃盗犯に知識と道具があれば防犯用品を切断するなどしてバイクを盗むことはできてしまいます。

これまでできるだけリスクを下げる方法を紹介してきましたが、それでも心配な方には盗難保険がおすすめです。

盗難保険は万が一バイクが盗まれたときに、保険金がおりるサービスです。
価格の高い新車を買ったときなど、バイク盗の標的にされやすいですが、盗難保険で盗難時の金銭ダメージを軽減することができます。

特に新車を買って初めの1年目・2年目を中心に保険を掛ける方が多いようです。

バイクの盗難保険【ZuttoRide】

まとめ

それでは今回のまとめです。

中にはバイクを購入して1週間足らずで盗まれる人もいるので、なるべくバイク購入と一緒に盗難対策をスタートしましょう!

(それぞれのリンクをクリックすると該当の商品やサービスを表示します)

カバーチェーンロックディスクロック

は絶対必要!

・駐車場は余裕があればコンテナを利用する

・心配な人は新車の1~2年間だけでも盗難保険を使ってみる

防犯に絶対はないですが、苦労して手に入れた愛車だからこそ、守っていきたいですね。

皆様の安全安心なバイクライフの参考になれば幸いです。

お読みいただきありがとうございました!

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