MotoCamp~キャンプ好きなライダー日記~

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〈準備編〉北海道ツーリング中の服装おすすめ



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北海道ツーリングを計画するとき、必ず悩むのが服装の問題です。

北海道の大地は広大で、南北には直線距離で400km以上あります。

当然地域により気温差があり、また天候の変化あるため、それらを考慮してツーリング時の服装を考える必要があります。

何日にもわたる北海道ツーリングの場合、寒さ暑さによる体力ロスは避けたいものです。


この記事は、


「初めて北海道ツーリングに行くのだけど、なに着たらいいの?」

「夏の北海道は暑いの?寒いの?」


という初心者向けに書いています。


正しい服装選択で体力の減少を抑えて、北海道ツーリングを最後まで元気に楽しみましょう(◎´□`)


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<目次>

1. 結論


結論から入ると、8月に北海道ツーリングで着る服としては、

ロングTシャツ + フリース + 防水・防風のジャケット + ネックウォーマー

がおすすめです。


寒さに弱い方は薄手のダウンも持っていくと安心です。


8月以外では薄手のダウンをぜひ持って行きましょう!


では、結論に至るまでの過程を考えていきましょう。



2. 北海道の地域ごとの平均気温


まず、北海道の各地域における平均・最高・最低気温について確認しましょう。
ツーリングに行きやすい5月、7月、8月、9月のそれぞれの統計データは次のようになっています。
(6月はあまり人気の季節ではないようなので除外しました)


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この中では、8月なら札幌の26.4℃が最高で、根室の14.7℃が最低であるのがわかります。
平均気温は20~25℃といったところでしょうか。


7月、9月では23℃程度が最高で、11℃程度が最低のようです。
5月は17.6℃が最高で、4.1℃が最低です。


これらはあくまで通年の平均値なので、これ以上暑いときもあれば、寒いときもあります。


一般的に22℃あたりが半そでと長そでの境目といわれています。
上記の平均気温を見ると、バイクということもあり、基本的に長そでは必須でしょう。


暑さについては走行風である程度なんとかなりますが、寒さの場合は重ね着するしかありません。

8月であっても10℃程度まで気温が下がる可能性を考慮して、防寒をしていく必要があります。



3.走行風の影響


一般に、風速1m/sごとに体感温度が1℃下がると言われています。

バイクで走る場合、走行風を体に受けることになりますので、60km/hで走る場合

60km/h ÷ 60 ÷ 60 = 0.0166....

およそ 16.7m/sの走行風を体にうけることになります。


体感温度でいうと、16℃も下がることになります。

気温35℃ですと、体感温度19℃で涼しいかもしれません。

しかし気温25℃ですと、体感温度9℃となりますので、低体温症の可能性がでてきます。
低体温症にならなくても、体力が奪われるのは明らかです。


この走行風はなんとかする必要がありますね。



4.標高による温度差


次に考えるのは標高による温度差です。

一般に、標高が100m上がるごとに気温が0.6℃下がると言われています。


例えば日勝峠(国道274号)の標高は1,022mですから、平地とはおよそ6℃の差があることになります。

高地を走る場合はこの気温差も考慮に入れておくと良さそうです。

実際に私が日勝峠付近を走ったときは、気温差が激大きく、凍えそうになったくらいでした。


高原や山地を通る場合は標高による気温差があることも頭に置いておくと良さそうです。



5.天候の変化


北海道で忘れてはいけないのが天候の変化です。
峠を挟んで一方は霧雨で寒いが、反対側は晴天で暖かいなんてことはよくあります。

一番怖いのが、急な雨で体が濡れて、走行風で体温を奪われることです。
体力が減りますし、低体温症のリスクもあります。

小雨でカッパを着るほどじゃなかったけど、気づいたら体が濡れていた、なんてこともあります。

北海道ツーリングにはカッパは必需品ですが、いちいち着たり脱いだりが面倒なときもあります。

急な天候変化でもすぐに体が濡れないようにしておくことも大事と考えます。


6.万が一の怪我防止


ご存じのように、バイクで怖いのが事故です。
2017年の北海道ツーリングでは、9人のライダーが事故で亡くなったと、帰りのフェリーで耳にしました。

またツーリング中にも、お連れの方が事故で大けがしたというライダーに会いました。

同じライダーが亡くなったり大けがをした話を聞くと、とても悲しく、残念に感じます。

事故の際、人体へのダメージを軽減するプロテクターはぜひ装着してほしいと思います。


7.具体的な服装の組合せ


前置きが長くなりました。
では、具体的にどのような服装の組み合わせが有効か考えてみましょう。


冒頭でおすすめしたのが

ロングTシャツ + フリース + 防水・防風のジャケット + ネックウォーマー


の組み合わせでした。

具体的に「こういうとこが便利ですよ」という話をしていきます。

ネックウォーマー

太い血管を外気にさらすと体が冷えます。
走行風を受け続けるのも体力面からばかになりません。
太い血管の通る首を暖めるネックウォーマーをしておくとかなり安心です。


ネックウォーマーの利点としては、


①首が保護されているので体温が奪われづらい

②首元から外気が入るのを防げる

③手軽に気温差の調整が出来る


ことが挙げられます。


体温の調整はまずネックウォーマーを着たり脱いだりして行なえば良いと思います。

ちなみに、個人的にはマフラーはほどける可能性があるので使用しません。






防風・防水のジャケット


まず走行風を体にあてないために、風を通さない上着が必要です。

加えて、小雨程度なら体が濡れない、防水性能があると安心ですね。
というわけで、防風・防水のジャケットがまず候補に上がってきます。

体を守ることも考えると、プロテクション機能も欲しいので、着るアウターは

①胸部プロテクター入りの防風防水ジャケット

②防風防水ジャケット+胸部プロテクター

のどちらかになりそうですね。

①胸部プロテクター入りの防風防水ジャケット

この場合、こちらがオススメです。


防風・防水の3シーズンジャケットです。
胸・肩・背中・前腕にプロテクターが入っています。
通気用のファスナーが各所にあり、暑いときは体の熱を逃がせます。

私も使っていますが、急な雨にも慌てずに済むので安心です。
さすがに土砂降りの場合にはカッパが必要ですが、30分の小雨程度なら平気です。



 <さらに詳しいレビューはこちら>
 コミネ ジャケット JK-555 WPプロテクション を10,000km走ってからレビュー! - MotoCamp~キャンプ好きなライダー日記~





②防風防水ジャケット+胸部プロテクター


この場合はウインドブレーカーが良いでしょう。


こちらは防水ではありませんが、撥水機能があり、短時間の小雨程度ならなんとかなります。


胸部プロテクターもぜひ内側に装着するようにすると安全に旅が楽しめると思います。


寒さが弱い方、8月以外はダウンも


北海道の通年平均気温の図表にも書いたように、8月以外の最低気温は7月9月で11℃、5月で4℃です。

いかに走行風を防いだとしても、かなり寒い気温ですので、ダウンがなければ凍えてしまうでしょう。

8月であっても局所的に冷え込むことは十分ありますので、寒さに弱い方は薄手のダウンも携帯することをお勧めします。


インナー


これで走行風と急な雨からは体を守れますので、次は気温に応じて体温をうまく留まらせたり、逃がしたりすることが出来れば良いです。

まずジャケットの下にはフリースがオススメです。
フリースは化学繊維なので比較的乾きやすく、万が一濡れたとしても綿ほど体の体温を奪いません。
保温性も高いため、理想的です。

フリースの下にはロングTシャツが良いでしょう。


旭川など比較的暑くなりやすい地域ではフリースを脱いで、Tシャツ+ジャケットで過ごすのも気持ちいいと思います。



足元(靴)


靴ですが、安全のためにくるぶしまである物をお勧めします。
最もいいのは革のブーツか、ライディングシューズです。

万が一の転倒時にも体を守ってくれます。


悪天候での走行を想定すると、長靴も持っていきたいところです。

しかし、荷物になることを考えると靴用のレインカバーも良いと思います。


さほど荷物にならず、靴をぬらさないで済みます。


もし旅先で

「レインカバーも忘れちゃった!!」
なんてことになった、そんな困ったさんは最終手段として

靴をビニール袋で包んで、テープで巻く
という手段があります。

見た目はとてもよくないですが、もし靴を濡らすとものすごーーく気持ち悪いです。

しかも乾かないと次の日も気持ち悪い思いをするので、靴を濡らさないようにしましょう。


下着


下着についてです。
下着なんてどうでもいいと言えばいいのですが、洗濯に影響が出ます。


長期のツーリング中は3・4泊分の着替えを持って、1週間以上の旅をする方が多いと思います。

ツーリングの間、何度か洗濯をする必要が出てきます。

移動が長時間を占めるツーリングでは「洗濯をして干す」という時間がとりづらいです。

「今日は走らない」という日があればその日に洗濯物を干せますが、そうでなければ乾燥機で洗濯物を干す必要があります。


この時、綿製の下着(パンツ、靴下)はけっこう乾きづらいです。

洗濯の利便性を考えると化学繊維で出来た速乾性の下着を使うと良いです。

私は綿製の下着を持って行ってしまい、乾燥機に何回もお金を払う羽目になりました(ノд・。)




8.本州との気温差をどうするか


ここまで北海道ツーリングの服装について書いてきましたが、忘れてはいけないのが本州での移動です。


ジャケットが防風なのはいいけれど、8月の本州は当然暑いです。

私の場合、ケガが怖いのでライディングジャケットは絶対に着ます。
着ます・・・が、当然暑いものは暑い。


では暑さをどうするかというと、止まらない経路選択をしてなんとかします。

バイクが止まらなければ走行風が体に当たりますので、涼しいですし、トラックの後ろで停車して熱地獄を味わうこともありません。

高速道路等、走行風が体に当たり続ける状況になるようにして、体温調整を工夫します。

そのほか、早朝や夜の移動など、気温が低い時間帯を利用するなどで工夫ができるでしょう。



9.まとめ


以上のことから、1週間以上の北海道ツーリングには次の服を持っていくと良いです。


・防風、防水(撥水)の上着
・ダウンジャケット(寒さに弱い方、または8月以外に行く方)
・フリース
・ロングTシャツ2・3着
・Tシャツ2着
・ジーンズなどのパンツ
・スパッツ(寒さに弱い方)
・靴下3足(できれば速乾性のもの)
・下着3着(できれば速乾性のもの)
・ネックウォーマー
・ブーツ又はライディングシューズ
・カッパ
・長靴または靴のレインカバー


洗濯の頻度や荷物の余裕と相談して下着やロングTシャツは増やしてもよいと思います。



ご参考になりましたらうれしいです。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。






【北海道ツーリングについての記事】
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